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年明けに温泉入ろうと思ったら山岳救助隊に助けられた話。なん

ども!rakuikiです。

 

なんか最近お金持ちになるとか、目標を達成するにはみたいな。

なんか自己啓発な内容に片寄ってきた為、雑記ブログらしく自分自身に起こった事でも話そうかね。

 

 

僕は自他共に認めるは温泉好きです。リア充アピールですが、彼女と温泉にもたまに行きます。

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まぁ、事の発端は2017年の年末12/31に起こった悲劇ですわ。

 

僕は腐れ縁のM氏(以降Mと略す)と、こう話していた。

「せっかくの年末なのに小さくまとまってるなぁ。」と

「俺たちってこんなだっけ??もっとなんてーか20代はもっと冒険心に溢れてなかった??」

 

ってな話をしていた。

 

ちなみにこの日はMの家でPS4の「地球防衛軍5」をやっていたんだ。

 

地球防衛軍とは、、、、、。

PS2からシリーズ化されているSIMPLE1000シリーズを知っているだろうか?その五作目である。

ちなみにめっちゃ面白い。

 

そらから降る蟻を倒しながら、Mとrakuikiはモヤモヤしていた。

 

rakuiki的にも年々小さくまとまってきているという事実は感じていた。だがそれをMの口から聞かされるとなんか苛立ってきた。

 

「こいつだけには言われたく無い。」と

 

そこでrakuikiはこう提案した。

「じゃあバイクで秋田まで行かねーか?と。」

 

Mはチキンのクセに乗りがいい事で有名だ。そして俺は彼のそういうところが好きであって他はとくに良いところはない。

 

声を大にしてこの事だけは言える。

 

Mは乗りが良いところ以外はマジで良いところが無い。

 

 

もちろんMの返事はYESであった。秋田がどういうところか、そして今の季節はなんなのか2人は全くもって楽観的であった。。。。(会議の結果、目的地は福島の会津温泉になった。)

 

そしてそこからの2人の行動は早かった。まず、バイクを借りたのだが、ただのバイクじゃつまらないと思い、トリシティ125をチョイスした。

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三輪のイカしたスクーターである。この三輪なら雪山も楽勝で走破が可能であると高を括っていた。。

 

そしていざ出発の時、東京から出発したので国道 4号をずっと北上する形になった。

ちなみに前もって話しておくが、この時の2人は久々の温泉旅に超ワクワクしているのである。

まさか、結果的に温泉に入れないなどと微塵も思ってないわけだ。

 

M「久しぶりのバイク旅だな。」

rakuiki「だな。」

M「寒くなってきた。早く目的地に行こう。」

 

などと、話していたのを覚えている。

 

そして、だんだん景色が鬼怒川を超えたあたりから変貌してきた。

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「おぉ冬景色!!こんな所をバイクで来れるなんて!贅沢だなぁ。」

と悠長なことを喋るrakuiki。

 

もちろんこの無謀な2人はスタッドレスやチェーンなんて持っていなく、三輪だから行けるだろう。というバカな理由で峠に踏み入れるのだった。。。

 

 

完全に舐めていた。

 

 

バカはやはり齢30になってもバカなのだ。

 

 

結論から言うと、バイクは雪山では徒歩より劣る。

 

走行不可能とはこの事を言うのだ。

 

とこの時強く思った。

 

 

ぶぶぶブブブァーーーー!!後輪をスピンさせながらジリジリと進む。

因みに山道、それも登りである。

 

 

ぶぶぶぶブブァー!!!ブァン!!

 

アクセルの開度を間違えるとたちまち逆向きになりブィブィーーンと山を強制的に下山させられる。

 

rakuiki「大丈夫か!?M!?」

M「な、なんとか大丈b..わっ!」

ブン!!ドシャアーーー!!ジャリジャリーー!!

 

みたいなもうミリ単位のアクセルワークを要求される。

 

そんなバラエティの企画みたいな事を続け、16時には温泉に着くはずが、結局23時になっても着かなかった。

 

23時過ぎてもコントみたいな事をしていたら、地元の方から通報が入り、まさかの山岳救助隊を呼ばれました。

 

スノーモービル二台が山道で事故を起こしている!

 

と通報が入ったのである。そう。このバイク

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雪に埋もれると完全にスノーモービルにしか見えないのである。

 

そうして救助隊に先導してもらい、なんとか下山を果たす2人。

 

しかしここからなのだ。本当の試練は。

 

下山はさせてもらったものの、ほぼ周りは吹雪で、帰路もほとんど雪で積もっていた。

 

一番近い郡山までも18kM近くあり、そこまでまたバイクで移動しないと寝れる場所には有り付けない状況であった。

 

因みに周辺の旅館は一件も対応してくれなかった。それもそのはず、こんな雪山をバイクで来るようなバカに部屋を貸したいと普通思わないからだ。

 

唯一対応してくれたのは郡山のビジネスホテルだけであった。

 

腹をくくり、もう進むしか無いと、決意する2人。

ぶぶぶブブブァーーーー!!ブン!!キュルキュル、ドシャアーーー!!

 

温泉街に不相応な音が響き渡り、雪がシンシンと降り積もる。

 

ここでMの気持ちが弾けた。

 

M「なんで!?なんで年始からこんなことしてるんだよォッ!!??もうヤダ!!いやだよぉ!!」

 

rakuiki「...................」

 

rakuiki「でも進むしかないんだ。」

 

ふいと名言が出たww

 

なんかこの時のrakuikiは緊迫した状況と命に関わるこの環境で完全に頭がキマッていた。

 

M「もう俺ここで朝を待つわ。」

rakuiki「いや、死ぬかもしれんで、それ。」

M「いや、しかし事故で死ぬのはいやだ。」

rakuiki「俺が、先導するから、俺の轍(わだち)を踏んでいけばいい。」

M「いや、無理d」

rakuiki「俺を信じろヨ!!!!寝たらしめーだヨ!!」

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自分でもビックリした。

 

 

こんなセリフを。マガジンで出てくるようなセリフを言う日が来るなんて。。。

 

この迫力に押されたMは渋々俺の後を付いてきた。

そして奮闘の末にビジネスホテルに着いた。

 

そこで入った普通の風呂が尋常じゃなく気持ちよかった。

むしろ普通に温泉はいるより気持ちよかったと思う。

 

 

 

 

老いを感じたら是非みなさんも世間に迷惑かけない程度でチャレンジしてみて欲しい。

 

 

では。アデュー!!