楽生き.net

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ブッシュクラフトれなかった話。

ども rakuiki.net です。

70記事も書いてれば段々この挨拶もしっくりしてきました。

 

Twitterにも宣言したのですが、やってきましたよ。ブッシュクラフト。

 

結果から言うとブッシュクラフトれなかったんだが、その理由とプロセスを書いて行きたいと思う。

 

なみに内容が少し前回の記事、「雪でカレーを作ってみた話。」と重複してしまうのは許してもらいたい。

 

 

 

1.完全に下調べが足りてなかった件。

 

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まずはこちらの写真を見て欲しい。俺はこれを目にした瞬間、場所を間違えた、な。と自分を責めた。

 

だって湖凍ってるんだよ?

 

あ、これ湖ね。スケートリンクではないよ。因みにワカサギが釣れるらしい。

 

場所の名前は赤城山キャンプ場。写真をもっと撮りたかったのだが、いかんせん気温が低すぎてマッハで電池が無くなっていった。

故に撮りたかったのだが撮れなかったのだ。こんな下調べが出来ない俺を許して欲しい。

 

まぁまぁ、場所の選定には失敗したものの、早速テントを建て、ブッシュクラフトにチャレンジしてみようじゃないか。。。。

 

俺は希望に満ちていた。。この後に起こる悲劇も知らずに。

 

 

2.ブッシュクラフトしたいのにブッシュが無い

 

意気揚々といざブッシュ(茂み)を探すのだが、そのブッシュが見当たらない。

雪が積もっていて基準を満たすブッシュを探索出来ない状況であった。

 

しかも気温は氷点下。ブッシュを探してる間にも体力は削られて行く。

 

地面が凍っていてペグも通らず何回かテントが飛ばされそうな状況下で豊潤なブッシュを探すのは至難の技であった。

 

とりあえず控えめなブッシュを発見して控えめな木材を手に入れ、ブッシュクラフトに試みるのだが、出来たのはお粗末な焚き火一つであった。

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とてもクラフトする余裕なんてなかった。焚き火に当たるしか俺には選択肢は無かった。

 

とにかく前回書いた記事の「雪カレー」 をいち早く完成させ、腹に収め、如何に早く暖かい環境で寝るかしか頭に無かった。

 

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3.予想以上の極寒。-15度対応の寝袋が凍る

 

いやいや、待てよ。ちょ、待てよ。○雪。ちょ、、、ま、、、ちょ、待てよ。

 

 

え?寝袋凍ったんだけど。-15度対応なんだけど。

 

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 ※テント内の俺氏

 

寝袋って凍るんだな。幸い内部はまだ被害が無かったのでバリバリ言わせながら寝袋に潜り込む。

 

いち早く温まる事を願った。。。

 

。。。

 

 

。。、、、、。。

 

 

ちょ、待てよ。温まらねーんだが。

 

 

ずっとキンキン。この寝袋。

 

え、-15度対応なんだよ?凍るってここ何度だよ。アホか。エスキモーになった覚えは無い。

 

 

、、、、、、寒い。

 

 

、、、、、凍える。

 

 

 

コーンスープ飲みたい。

 

 

 

、、、、、、、。

 

 

 

、   、   !!!!

 

 

ふと閃きみたいなのがズドンと頭に落ちた。

 

急になぜ動物は発情期があるのに人間は年中発情期なのか分かった!!という閃きである。

 

 

そりゃそうだ。人間には暖かい家があるが、こんな眉毛も目尻も凍るようなこの時期に交尾に及んでる余裕は外で生活をしている哺乳類には無いはずである。

 

当たり前だ、ありとあらゆる液体が油断したら凍るんだぞ。

 

液状のモノが凍るこの環境下で交尾は不可能だ。

 

いや、焚き火の前だったら可能では?などという仮説を立ててみたが、到底成功、、、、いや性交するはずがない。(下品)

 

何故なら焚き火は何もしないと消えるからだ。キンキンのこの状況下で薪を焚べ、風を送る。

性行為をしながら薪を焚べるのは相当な

集中力が必要だし、パートナーが必要な熱量をもコントロールする技量は至難である。

 

よって、まず大前提に動物は焚き火が出来ないし、100歩譲って焚き火が可能だとしてもこの状況だ。

 

故に動物には発情期がある!!!!

 

 

、、、、、、と。思考をめぐらしている間に寝袋は温まっていた。

 

突然の閃きに俺の呼吸は乱れていた。

 

発見者の気持ちとは、、、こういう感じなのか。と興奮していた。

 

まさかのブッシュクラフトから発情期の真相に迫れるとは思わなかった。

 

そうこうしている内に満足し、目を閉じたら夜が明けていた。

 

 

冬山に凍える一人の哲学者の奮闘は、、終わったのだ。

 

 

安堵する哲学者の前に二頭の鹿が通った。

 

 

「シカの場合は、、、、。焚き火は不可だな。」

 

 

、、、、、、。

 

 

 

 

おわり。