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世界最強のモーラナイフ。 その1

くすくす、、、、。

あ、どもrakuiki.netです。

本日も足を運んで頂き感謝しかありません。ファファファファー、、、。はい。

 

 

今日はねコレ。

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最近ウチにやってきたモーラナイフ君なんだけど、この前の記事「雪でカレーを作ってみた。」の回でモーラナイフ君を酷使し過ぎて、一回でなまくらへと変貌を遂げてしまった。

 

最初、箱出しの状態では、宙に浮いた紙くらいは切れたんだが、今は

 

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からの、、、

 

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こう。そして、、

 

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ハイ、無傷である。

 

紙には種も仕掛けもございません。もちろんナイフにも種も仕掛けもございません。

床置き状態のですら切れないこの状態のモーラナイフ君。君は最早ナイフとしての仕事を一切していない事になる。

 

今時のペーパーナイフですらもっと切れるわ。

 

って事で包丁を研いだ事は、魚屋だった時以来だが、モーラナイフ君を研いで見ようと思う。今ある砥石で限界まで研いでみよう。

 

1、実際に研いで見る。

 

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はい、今回使用するのは此方、KINGの800#でございます。

 

とりあえず薄っすら刃こぼれを治す意味合いでひたすら研いで見ようと思う。

とにかく研ぐ。ひたすらに、、

 

研ぐ。      

 

 

、、、。はい。

 

 

ひたすらギシャコギシャコ研いでいると、刃が白味を帯びてくる。

なんか鈍く光を反射するような感じ。

刀の刃みたいな輝きを放って来るようになる。

 

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この写真では非常に分かりにくいが刃は白味を帯びて来ている。

 

この段階で試し切りをしてみたのだがビックリするくらい切れなかった。もはやこいつはナイフとしての寿命を終えたのかもしれない。とすら思った。

 

微妙に研ぐ前とは切れ味は良くなったが、まだまだなまくらと言える段階だ。

さらにギシャコギシャコする。

 

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お次はKINGの6000#とだいぶ飛んでみた。番手が大きく飛ぶと労力がかかるが、そこは手数でカバーした。

 

しかし、こいつ、、、、。

 

スッゲェカテェ。

 

なんかなんの凹凸も無い硬い板にひたすらナイフを擦り付けてる感覚であった。しかし暫くすると、研ぎ汁が出て来た。良かった。ちゃんと研げている証拠である。

 

この時点でこんな硬い訳だから、30000#とか40000#てどんだけ硬いのだろう。近々興味があるから購入を検討している。おっそろしく硬いのであろう。

 

、、、、そうしてギシャコギシャコしていると(3時間弱)出来上がったのがこちらだ。

 

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どうであろうか。この素人感。

刃の輝きが一定じゃない。

 

少し前の職人の前でこの体たらくであったら間違いなく切り捨てられていても文句は言えない仕上がりである。

 

しかし、大事なのは見た目で無く、切れ味。切れさえすればいいのだ。

 

では、試し切り。

 

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、、、、、ントンッッ。

 

え??

 

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ハラリ。

 

あ、ありのまま今起こった事を話すぜ、、、抜刀して紙に押し付けたころにゃ、もう紙は切れていて、、、

とにかくなんていったら良いのかわからねぇが、俺は刃物の限界を見た気がするぜ、、、、、。

 

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汚いモノで申し訳ないがスネ毛も

 

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カミソリの域である。

 

因みにこのナイフステンレス製だから。

 

なのにハガネ並の切れ味。魚さえ捌けそうだ。

 

ステンレス製を研ぐコツは小刃をつける事だと思った。

 

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↑を見てもらえば分かるだろうが、刃を二段階にして付けている。

 

ステンレス製はコレをするとエライ切れるようになる。

 

そして出て来た返しを軽くとってやるだけでカミソリの出来上がりだ。

 

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今回の砥石君達。

 

次はもっと砥石を揃えて最強のモーラナイフを目指す。

 

 

 

おわり。