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(落ち込んでる人、必見)彼女の背中に〇〇をぶっかけてしまった話。

この世には絶望は何種類あるのだろう。

 

今夜語るこの忌々しい記憶は数ある絶望の中でも間違いなく最上位に位置するだろう。

 

時は遡り、五年前の夏、私はスノーボードをきっかけに出来た彼女に夢中であった。

 

ずっと前から彼女のことはダンスを通じて知り合いだったのだが、告白するきっかけがことごとく無く、その冬にスノーボードで遊ぶという大義名分の元に堂々とデートに誘った。今思い返しても、恥ずかしくなるくらいにキラキラしたデートであった。

 

そして月日が経ち、半同棲状態になったその夏悲劇は起きた。

 

 

その日は今でも覚えている、蒸し暑い日だった。

彼女はいつもバイトと専門通いに忙しく、その日たまたま夜なら空いていると言う事で会う約束をした。

 

久しぶりに会うため私は天にも昇る気持ちでそのときを待った。

 

ただ待つだけじゃ無く、その夜をより楽しく過ごすための準備に買い物をした。完全に浮かれていた。

 

ワインにチーズ、アンチョビにモッツァレラ、どこのヨーロッパ人を招待するのですかというラインナップで準備を進めた。

 

刻々とその時が近づいているとも知らずに、、、、、。

 

 

そして夜がやって来た。電車の遅れもあって少し遅れた彼女を私は満面の笑顔で迎えた。

 

彼女「何??wwそんなうれしいのかwかわいい青年だな君も!!さあ私の荷物をもつのだ!!」

 

と渡された荷物の中にはビールとおつまみが入っていた。スーパーで働く彼女がどうやらバイト先から調達してくれたらしい。

 

できる女だな私の彼女は!なんという事だ!この幸福感は!!こんな幸せな男がここ和光市にいるだろうか??否、いないだろう、、、、、、、私以上の幸せ者はこの一瞬、この時!!世界でここだけだ!!わたしが「幸せ」そのものだったのだ!!

と、訳の分からん考えが頭を駆け巡り、私と彼女は私の家に向かった。。。

 

すべてがうまく行っていたのだ、、すべて、、、。

完璧だったのだ、すべてが、、ゲオでガシャポンを買う彼女の横顔、、ペットショップコジマで犬を抱っこして微笑む彼女、、。

 

すべてが完璧だったのだ。

 

 

そうして家に付き、二人で久々の夜を祝った。。。。

彼女と完璧な夜を過ごす為に部屋のカスタマイズも完璧だった。

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 ⬆こんな感じ。完全にセンスがFラン大学生のそれだ。ちなみに私はサカゼンジーンズメイトも利用した事は無い。

 

彼女「部屋かわったね、、wwなんか展覧会みたいなレイアウトだね、、そわそわするわww」

 

そうだろう私ももしこの当時の彼女ならうっわセンス皆無!!と別れを決意したハズ 。

 

モテる部屋を大いに勘違いした私もこの時は自信満々に招待したものだ。

この当時は全然気にならなかったのだが、このスカンクのカーペットが湿気を帯び始め、この世のモノとは思えない臭いを発したのはまた機会があれば話そう。

 

そしてゲームをやったり(彼女はFPSが大得意だった、私は一回も勝った事はとうとう無かった。)イチャイチャしながら飲み物を飲んだりしたんだ。

 

そして酔わせてまた酔わせ、そして酔わせてまた酔わせで酒に強い彼女もとうとう酔っぱらった。そして黄金の言葉「酔っぱらっちゃった、、、帰れるかなぁ?」を言わせる事に成功した。

 

もちろん帰すはずなど毛頭ございません。今日君はここで寝ていくのです。

 

完全に野獣と化した私は彼女にオフロを進めた。

 

エロい事考えてる??とも聞かれたが秒でYESと答えた。

 

 

 

 

そうしてきたる、運命の時、、、。

 

 

 

 

私はいつまでも彼女の前ではかっこいい存在でいたかった。

 

私はいつまでも威厳のある私でいたかった。

 

私は、、、、、、人間の尊厳を、、、、、、、、、失いたくなかった。

 

 

 

、、、風呂を浴びた二人はロフトを上がって寝床についた。

彼女は「明日早いからもう寝るね。」とは言っていたが、絡み付く足が矛盾していた。

 

私も彼女をまさぐると抵抗しない事に気づいた。(大丈夫かコレ。官能小説みたいになってきた。)

 

、、、この後の内容は省くがまぁ若い二人は、まぁつまるところ〇〇〇をしたわけだ。

 

そして事後、この時の私は若かったww、、、。なんか知らんけどカッコつけて、「ビール飲むわ。」とおもむろに冷蔵庫からビールを取り出し、酒があんまり飲めないくせに「俺アル中かもww」と酒が飲める自分をアピールしていた。。

 

こんな経験男性なら誰しもあるだろう。

 

彼女が眠りにつくまで私はずっと俺酒強い説を延々と話していた。文に書起すと相当痛い奴だなコレ。

 

そうこうしているうちに私も眠りに落ちた、、、、。

 

 

 

 

 

、、、、、、まぁなんというか結論から話すと次の日の朝、私は彼女の背中に勢い良く叩きつけられる自分の放尿の音で目が覚めた。

 

 

説明するとこうだ、私は前日寝る前に大量の水分を摂取した、特にアルコールは利尿作用が激しいので有名だ。

彼女と私のフォーメーションは図をもって説明させてもらうとこうだ。

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想像できるだろうか??

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朝起ちの我が子から発せられる 完全に物理の法則を無視したかのような直線的な軌道を描いて自分の尿が彼女の背中を襲う図。

 

 

当時の事を振り返ると今にも昔にもあんな音は聞いた事が無い。

 

想像してみて欲しい。人間の背中に高圧力の水を延々と叩き付ける音を。ビタビタでもない、ドドドというか、言葉に表せない音がしたんだ。

その当時の私は目の前で繰り広げられる惨事に頭のCPUがついていかず、まぁ単純に目の前の光景が信じられなかった。

 

放尿の気持ちよさと、どこか頭の片隅で発せられる警告音、布団の上には不相応な水飛沫。完全に処理落ちしていた。

 

体感だが2秒くらい放出していると彼女が「え?え?何?何!!??え!?つめた!!ん?あたたかい?ん??あれ?」と目を覚まし始めた彼女がその言葉を発する間にも我が放尿は彼女の背中を捉え続けた。弱まる素振りも見せなかったのを覚えている。

 

計10秒間くらいの私の放尿を、結論から言うと彼女は背中で全て受け止めきった。彼女も処理落ちしていたのだろう。

 

完全に彼女の今まで生きてきたデータベースに人から背中に小便をぶっかけられた時の対処法が無かったのだろうと推測する。

 

 

 

ちょろ、、じょろろ、、、ぴっっ、、ブルブル、、、、、、。

 

彼女「、、、、、、、。」

俺「、、、、、、、、、、、、。あ、、、の、あ、あれ??」

彼女「、、、、、背中、、濡れてる??」

濡れてなかったら奇跡だ。

俺「濡れてる、、、かも、、、、、ごm、、ごめん!!タタオル!!」

 

おれは全裸でロフトの階段を駆け下りた。そして再び駆け上がった時にロフトのハシゴ(木製) のささくれで切った手の怪我は今もある。なんて古傷w

 

 

俺「ごめん!!」フキフキ、、、、、、、。

彼女「大丈夫だけど、俺君、大丈夫??」

俺「え??あ、少し切っちゃった!!あ、、オシッコのほうだよね!!ごめん大丈夫!!」と完全に大丈夫じゃないがパニクって大丈夫と返答してしまった。

人の背中に小便をぶっかけておいて大丈夫な状態ってどんな状態だろうか?教えて欲しい。

 

 

、、後始末は軽く30分はかかった。見た事も無い量だった。布団の一部は完全に吸水量が飽和してしまいチャプチャプ言うレベルの水たまりが出来ていた。外に干す時にお隣さんにうちの猫が〜と嘘をついた。今考えればわかるけどどれだけの放尿量なんだその猫。

 

、、、、この事がきっかけで不仲になった事は無く、今までよりもさらに仲良くなったのは不幸中の幸いだった。結局は別れてしまうのだが、嫌な別れでは無かったと思う。今日の東京は記録的な大雪、彼女と出会ったあの冬を思い返したらこの放尿事件もフラバしてしまい、書き綴った。

 

 

 

ここまでおつきあいいただいてありがとう。

読んでくれている男性諸君もこういった悲劇は私だけで十分なので十分注意してほしい。

 

現代社会のストレスで悩んでいる貴方も貴女も世の中にはこんな男もいるんです。どうかこの記事を読んで少しでも笑ってくれたり、楽になってくれたれたら幸いである。 

 

 

終わり。