(ボルダリング)レミニエンス効果を利用してコンペに優勝した話。
ども、rakuiki.net です。朝の電車からこんにちは。
今日も大江戸線は異常無しです。
今日は、堕落な日々に終止符を打つ為にコンペに出たら優勝したよ。って話。
んだよ、自慢かよ。って思われるかもしれませんけど、ミドルクラスです。(3〜2級)
1.そもそもなぜ堕落していたのか。
はい、ごはんが美味しかったからです。
いやァ。ご飯ってさぁ
おいしいじゃないっすかァ。はははー!!!
たったそれだけの理由です。
俺の中で クライミング<ごはん
になってしまっただけです。
クライミングって不思議でさぁ。やらないと、もうやらなくなっちゃうんだよねぇ。あれ?俺だけ?いや、他にもいるはずでっせ。この感覚。
まぁその堕落生活が5ヶ月ほど続いてしまったある日思ってしまった訳ですわ。
(※鏡を見て)豚だなぁ。
いや、五ヶ月で10kg以上太るって、まぁ昔から太りやすい体質なんですが、まぁ基本デブって落ち込むじゃないですか。
ちょうどこの時、知り合いからコンペの情報を聞きまして、まぁそのコンペが二週間後だったんですが、「出よう!!」と決心した訳です。
もうゴールが決まったらあとはもう突っ走るだけですわ。こっからのrakuikiは強いでっせー!!って事で追い込みをかけます。
んが、しかし、問題が起きます。なんと5級で落ちます。5級で手がプルップルです。足に重心を逃したくてもその前にまずその体勢に持ってく保持力が無かったのです。
まぁとりあえず、楽しむか。と特に緊張感も無く、コンペ当日を迎えます。
、、、、、。コンペ当日、緊張しまくりでした。
まぁ決勝は無理だろ。と、だって時間決まってるし、その間に完登スタンプ集めるなんて、、、しかも皆んな闘志がヤバイです。
我先に!と課題に取り付きます。
完全に場に飲まれているrakuiki本人は、「あわわわわ」と回数よりも一本一本超集中する作戦にしました。
だって無理だもん!皆んな闘志凄すぎ!!
45分で確か8完登、決勝は予選上位8位以内だっけな。そんな感じ。
見事場に飲まれながらもビリッケツに決勝に残りました。一本一本集中したおかげでなんとか残れた。
そしていよいよ決勝。。。
垂れ幕の向こうで歓声が聞こえる。。予選の順位から俺の順番は1番最後、課題は見れないので歓声が、落ちたのか、登れたのかどっちか分からない。
一発で登れたのか、BONUSまで行ったのか。緊張感がさらに増す。
緊張で手汗は出るし、多くの人間の目があるし。
課題は時間ギリギリまでオブザベに使って、一発で登る事に専念した。
ギリギリまでオブザベでイメージする。
最後の決勝課題は、垂れ幕の奥で歓声は起きなかった。誰も登れなかったのだろう。
その時、自分の中でなんかすげーワクワクした。誰も登れないってシチュエーションにワクワクしたのか、何にワクワクしたのか分からないけど、なんかメッチャ楽しくなってきたんだ。
最後も同じ様に、シューズの先を服で磨きながら座り込んで、外岩さながら、自分の世界に入り込んでオブザベに集中した。
歓声がだんだん遠のいて集中モードに入る。
「残り10秒ー!9.8.7....」
核心のホールドのフリクション次第で完登出来るな。と確信して課題に取り付く。
結果はゴール落ちだったが、メチャクチャ歓声が起こった。
あ、これ多分ゴール誰も触ってねーなw
と優勝を確信し、結果優勝した。
予選ビリッケツからの優勝というダークホースもダークホースな勝ち方だった。
、、、、勝因はやっぱ楽しんでたのと、やっぱり、中断しても、俺はクライミングが大好きだったんだと思う。
毎度クライミングを再開する度にクライミングが大好きだなぁ。と改めて思う。
このスポーツ、かっこいぃわ。って。
まぁ帰りに東京チカラめし食ってまた一ヶ月サボったのは内緒の話。
あ、因みにタイトルのレミニエンス効果ってのは、期間が空いても、努力して積み上げた能力は短期間でその能力を手に戻せる。といった効果です。
おわりっ!!