rakuikiの半生。(水商売を通して学んだ事。※為になるよ。)
ども!こんにちは!!
今日五反田からの浅草線にウキウキ気分で乗ってたら、出口付近で女の子がオッさんにバシバシ叩かれてたので助けたら、オッさんにツバかけられて、女の子には礼も言われず逃げられたrakuikiです。
なんかね。まぁいいけど。みたいな。
rakuikiの半生はお金を持ってる時期と持ってない時期の落差が激しいです。
特に恥ずかしながら10代後半から20代前半まではホストをやっていて、同年代よりは稼いでいたと思います。その当時はこの事が誇りでしたが、今は埃です。フッと吹いて消したい過去です。
場所は池袋、竹ノ塚、新宿、埼玉、と転々としてました。
有名でも無く、無名でも無く、一番得なポジションだったと思います。
過去としてはあんまり好きな過去では無いですが、その当時は特に意識していませんでしたが、今考えると貴重な体験をしていたんだな。と思います。
まず最初に面白情報を。僕の初任給
は一月3千円でした。そして僕の最後の年の月収は170万円でした。
ホストにしては安い方ですが、これは僕の能力うんぬんじゃなかったな。と今なら言えます。
つか、ここでこれから書く記事は何か成し遂げたい人にとってはマジで為になると思います。んなの知ってるよ。って人はもう普通に自分の思い通りに生きてると思うので。
すごいわかりやすい実体験を踏まえての説明なので価値あります。
僕がホストなりたての頃、給料が安い事に特に不自由はしていなかったと思います。寝るところは寮とかお客さんのトコに寝泊まりできたし、食事は先輩が食べさせてくれたし、お客にも食べさせてもらってました。
好きなゲームも毎日出来てたし、スーツも先輩のお下がりがあったし、自分で言うのもなんですけど、非社交的なところが逆にウケて、可愛がってもらってました。
昔っから運だけは良いんですよ。
なので特に欲しい物は無かったです。あっても大体もらえるので、本当に給料は安くても気にしてませんでした。
ただある日、のうのうと寮でゲームをしているとなんの目標も無くホストをやっている自分に恐怖しました。
特にこのまま行ったらオッさんホストになって需要なくなるんじゃないか、とか、将来なんの職にもつけないんじゃないか?とかそー言ったところに恐怖したのでは無く、なんの目標も無い自分に恐怖しました。
その日から僕は目標を決めました。まずは30万円を売り上げて、名札組を抜ける。と。(売り上げが無い人間は名札をつけます。)
名札組は傷をよく舐め合います。しかも厄介な事に意外と居心地が良いのです。
ぬるま湯に似てます。
「今日も便所掃除かぁ〜。」「あそこの席つくのやだなぁ。」「ウンコタンクまた来るらしいぜ。」(ウンコタンクとは酔っ払うとウンコを投げるとんでもない金持ち客です。)
とくっちゃべりながら掃除をします。
目標を決めてから僕はその仲間達がだんだん居心地よく無くなってきました。嫌悪感を感じ始めたのです。
(この当時は自分は仲間を見下しているのか。と自分を責めたりしてましたが、今考えるとこれは自然な事で、ステージが変わればつるむ仲間も変わるのでコレは当たり前の事と言えます。)
決意して3週間たって僕は売り上げを軽く40万を超えました。名札が外れてからはこの仲間達とは一切喋って無かったです。(特に意識はしてません。)
しかし、ここでまた売り上げが伸び悩みます。こんな事でお金を稼いで良いんだろうか??この悩みが浮上してから一気に伸び悩みました。お客も増えず、仕事へのモチベーションもみるみる下がっていきました。
ホントに色んな人に相談しましたね。店長、先輩、売れてる後輩、仲良いキャバ嬢、占い師、家族。
ウチの家族は職業に特に偏見を持たない家族だったので相談できました。(ここが良いトコであり、悪いところでもあるのですが、ウチの家族。)
確かにひとを騙して稼ぐような仕事だと思われるかも知れません。
事実そうやって意識して稼いでる人もいるでしょう。僕もお客から「騙された!」と言われれば騙した事になります。
ですが、良いお言葉を頂いたのですよ。コレは今でも自分の血肉となっています。
「お客はお前に会いたくて来てるんだ。お客が身体売った金で来ようがお客の勝手だ。お客がお前に騙されてる??自惚れるなよ。お客の価値観をお前が勝手に決めつけてんじゃねーよ。」
ハンマーでガツーンと殴られた気持ちでした。
お客が騙されてる、とかお客は苦しい気持ちで有り金はたいて頑張ってきてくれてる。申し訳ない、、、、、、。
これらは完全に僕個人の価値観なんですね。
なにかをやろうとして結局やめちゃおうとする時、思い出してください。
好きなあの子に告白したい。いやでも、彼氏いるって噂だし、俺のこと好きになるはずない、、、、、。
↑お前が勝手にその子の価値観決めんなよ。
会社の上司に怒られた、、、。もう辞めたい。でも辞めたら食っていけないし、家賃も払えない。。。
↑なんの根拠があるの?勝手にお前の今までで決めつけんなよ。辞めたきゃ辞めなよ。
新しいビジネスモデルやりたいけど、こんなの誰かが思いついてるよなぁ。。。やーめた!!
↑あーあ。君がパイオニアだったのに、お前が決めつけなきゃ成功したのにね。
と言うことです。
全てあなたが今、諦めたり、分からなかったりする事は今まで知らなかったからです。知ってるつもり、「知ったか」なんですよ。
他人の心が読めない以上あなたは分からないんですよ。なにが売れるかも分からない。あの子が振り向くかもわからない。あの子が風俗で働きながら超ウキウキ気分で毎日エンジョイしながらホストに通いながら人生を謳歌してるかなんて私達にはわからない訳ですよ。
あなたが新商品出す時、値段設定で「高すぎかなぁ??」って思ってる時。
勝手に決めつけてんじゃねーよ。人のお財布事情を。出したい値段で出しなさいよ。自信無いものなら出すのやめなさいよ。
と言いたい。というか言う。
と、この事にケリがついてからはトントン調子で収入が上がって行きました。
収入が100万越えるまではホントにあっという間でした。だって自分のつまらない会話と普通の顔が見たくてくるお客が沢山いたんですもの。楽しいでしょ。そらww
ネタでもなく、よくこんなのにお金落とすね、楽しそうだね君wとよく言っていましたw
そして170万円達成した月に、給料を受け取らず黙って店を辞めました。
なぜ黙ってかと言うと、辞めると絶対止められるし、楽だから一生このままだと思ったし、なによりそれが怖かった。
もうちょっと不自由を味わいたかったんだと思いますw
そうしてTHE普通の電気会社に就職したり海外放浪したりして今も楽に楽しく生きています。
なにか始めようと思って、訳のわからん言い訳で諦めようと思ったら自分に問いかけて見てください。
で、それって誰が決めたの??
と。
おわり。